めがねちゃん
「かもめ食堂」ファンを当て込んだような映画「めがね」。
確か、出演者全員がメガネをしているという触れ込みだったが、ちょっとだけ出ていた薬師丸ひろ子も、メガネかけてた?きっとかけていたと思うんだけど、普段メガネをかけていない人がかけているというのに、印象がその程度。それだけメガネと顔が一体になっていたということか。
でもなぜ全員がメガネ?「人を色メガネで見るな」ってことでもあるまいに。
で、肝心の映画のことだが、思ったよりマイナスイオン度低し。この程度で「たそがれる」だなんて、都会の人は簡単だな。田舎の人、これ見て怒らないかな。「春にカキ氷」は、「春にビール」という私の感覚に似てるな。など、そういうことをぼんやり考えたりして、たそがれながら鑑賞しました。
うーん。味つけの薄いオーガニック料理みたいな映画だ。
でも、これを見て「きれいな海を見たいね~」という感想だけでは、作品としてバカみたいじゃない?いいのかな?それで。
結局「めがね」は、監督の意図とは別のところでやはり二番煎じは免れず、インパクトに欠けるし、光石研が礼儀正しい標準語をしゃべっている時点で、観客を(少なくとも私を)なめていると思う。
「これ以上お客さんが増えても困るんで」「ここ、携帯通じないんですよ。いいでしょ」って、そりゃいいご身分ですこと。ここは、携帯通じるところで携帯捨てる勇気のない人に、携帯のない生活ごっこしてもらう場所ですか。
メルシー体操も、ねらいすぎ。しつこい。この程度で癒される傷なんざ、最初から傷でも何でもなかったのさ。
あ、私怒ってますか?おかしいなあ。なんか思い出したら、ムカムカしてきちゃって。すんません。


