どーすんの?デイモス
「悪魔の花嫁」を「デイモスのはなよめ」と読む人は、35歳以上であろう。 著者:池田 悦子,あしべ ゆうほ
最近この「悪魔の花嫁」の連載が再開されたらしい。未完だったのか…。やっぱりデイモン、結局ヴィーナスと美奈子のどちらも選べなかったのね。原作者も、あの三角関係を収束しきれなくて、とうとうさじを投げたのね(よく知らないけど)。
だから、未完のままでもよかったのに。
で、連載再開に触発されてムラムラきた私は、新連載の方ではなく(もちろんだ)昔の作品をついつい読み返しているところである。
ああ、これぞ少女漫画!
絵柄はお目目キラキラだけど基本的にホラーなので、怖ければ怖いほど面白い。どんでん返しも古臭くなっていなくて、なかなかの名作だったことが判明。
それに今読むと、意外にツッコミどころもある。
例えば、第1話で、デイモンの黒い羽を見つけた美奈子の「きっと羽布団から出てきたのね」というセリフや、さりげなくバックに描かれた「こわれ荘」という名のアパートとか。話がシリアスなだけに、まじめな顔して冗談を言われているみたいな気分だ。
それにしても疑心暗鬼とはよく言ったもので、古今東西の女の嫉妬と独占欲がこれでもかこれでもかと、まあ、中には純愛もあるけど、ほとんどが男を他の女に取られた恨みや、他の女に取られたくないという嫉妬から男を殺す話なんだから、すごいな。
愛に向けてど真ん中。直球勝負。
この執拗に一途に愛を求める女の姿に時代を感じるので、今読むとさらによい(昔の一条ゆかりや里中満智子もそうだった!)。
そして、当時中学生くらいだった私も40代の私も、美奈子よりもヴィーナスの方が断然好き
一方、自分が大人になって変わったところといえば…そうだな。ついていきゃいいじゃん。デイモスに!と思うことかな。人間の男よりもデイモンの方が、なんぼ頼りになってかっこいいかしれん。黄泉の国OK。
こんな大人になって、すんません…。
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